シニアになるといびきが大きくなるイメージがありますね。しかし重大な病気などが隠れているかもしれません。そこでいびきについて調べてみました。
成人病の入り口か真ん中あたりにただ今 滞在中
私は実はいびきがとってもひどいんです。
家族にはかなり迷惑をかけているようです。耳栓は必需品らしいですね。
しかし寝ている当人には自覚がないのですが日中にひどい眠気が襲います。
代表的な病気が睡眠時無呼吸症候群です。
一度大きな病院のいびき外来でみてもらったほうがいいかもしれません。
しかし病院で診てもらう前に下調べをしてみることにしました。
最近のドクターは説明をしてくれないことも多いので聞きたいことはある程度調べておくほうがスムーズに受診できます。
自分の症状を正確に伝えるためにメモ書きします。
- いびきが大きいと指摘された
- 日中眠気がひどい
- 目覚めても疲れが取れない
- 夜中にトイレに3回いく
- 血圧が高いので薬を処方されている
- 体重が若いときから15キロ増えた
- お酒はほどほどに飲む
いびきの原因
メモ書きを自分で入力しているうちにこれはまぎれもなく成人病になっていてもおかしくない状態。
客観的にみてすぐにわかることなのに基礎代謝が落ちたからとか言い訳して逃げていました。
どうせならもっと自分で摂生をして生活習慣を改めてから改善しないようなら受診をしてみようかな。
【おっと結局、病院嫌いなんですよ。また言い訳してしまいましたね。】
- 睡眠時に気道が狭くなる 閉塞した状態
- いびきの音が大きいほど呼吸に力が必要な状態
- 肥満
- アルコール
- 睡眠時の体の向きや枕も原因
- 扁桃腺肥大
ひどくなると無呼吸状態になります。
自分でいびきを改善するために
首・喉まわりの脂肪が増えて気道が狭くなる可能性が高い。
そのためにすることはひとつだけ、それは生活習慣を改善すること!
病院での治療もあります。
CPAP治療をうけるには定期的な外来受診が必要です。
CPAP治療とは睡眠時無呼吸になる人がマスクを装着して酸素を送り無呼吸を防ぐ装置です。
保険適用があるそうですが、慣れなくて寝られない方もいるようなので適応を調べてからの使用となります。
マウスピースでいびきをコントロールしたりもする処置もあるそうです。
しかし根本的な治療というのはなさそうです。
メタボからのいびきは警笛ととらえて自分の生活習慣を見直すきっかけにしたいと思います。
重症な睡眠時無呼吸症候群の方は生活に差しさわりがでてくるので病院での治療を受けましょう。
耳鼻咽喉科のいびき外来に受診しました
自宅でCPAP治療をうけるかどうかまでの流れを紹介します。
1泊入院して調べる病院も多いのですが私が受診した病院は通院で大丈夫でした。
病院によっても違うと思いますが最初に、イビキの振動がどの辺りから発生するのかの診断をしてもらいました。
どこでイビキ音が発生するか?鼻と喉を視診とファイバースコープ(小さなカメラを挿入)で調べられました。
痛み止めをしているので気持ち悪いだけですがすぐにすみます。2分くらいかな?
その医院から【睡眠ポリグラフィ】という装置を一晩貸してもらえます。
睡眠中の呼吸停止回数、いびきの具合、血中酸素飽和度、心拍数などをモニターできます。
そして翌日装置の返却と検査結果を診断してどんなイビキ治療法が適切かを判断していただきました。
- 肥満が大きな要因➡「ダイエット指導」
- 扁桃腺の肥大が原因➡「扁桃腺摘出および咽頭形成術」
- 無呼吸指数があるレベル以上の方➡「ダイエット」と並行で「CPAP治療」
結果発表!!!!! ⇒⇒⇒ 1番でした。
やはり生活の改善でした。気持ちを改めて脱メタボを目指します!
ちなみに入院とかはなかったので診察料は保険適用で約5000円ほどでした。
結果はダイエット指導でしたが定期的な診察と指導をしていただくようになりました。還暦過ぎて体調不良は当たり前と開き直らずにできる範囲で精進していきたいと思います。診察してもらうと心なしか安心していびきも少しマシになるかもしれませんね。