ヴァイキング 海の覇者たちのシーズン1からシーズン5迄を見終わりました。待望の最終章シーズン6はまだ2020年以降の放送までお預けなので忘れないように各キャストのストーリーを記事にしておこうと思います。まだ見終わっていない方はネタバレなので自己責任で閲覧ください。どんなドラマかなと少し先読みしておきたい方や新シーズンに向けておさらいしておきたい方の参考に、そして自分の備忘録のためにも主要人物ごとに簡単なエピソードをご紹介します。
まずはラグナルの息子たちです。
◆目次
長男 ビヨルン
ラグナルだけはラゲルサの子供です。
子供の頃ラグナルの浮気のせいで母親と家をでたビヨルンですが、ラゲルサの再婚相手の首長とは上手くいかず
偉大な父親をいつも求めていました。
そして危機を聞きつけ参戦します。そのままラグナルの元で暮らし
パリへの遠征にも同行しラグナルの体調不良を補うため
先頭指揮をしますが、ラグナルには認めてもらえませんでした。
自分の未熟さを改めラグナルに近づくため厳冬の山にこもります。
暗殺者がきたり熊を倒したりして成長してラグナルの元に戻ってきました。
2度目のパリへの襲撃で妊娠中の妻も同行しますが、それが新たな悲劇になります。
女戦士の妻は瀕死の重傷を負いますが、回復後には女の子を出産します。
顔の傷と共に心に傷も負った妻はある日姿を消しました。
そんなことにもめげずに、その後もモテモテのビヨルンですが
シーズン5の最後の方では
やっと初めて愛する事を知ったようです。
ウブなビヨルンにテレビの前でツッコミを入れたくなりました。
(国王の奥さんになるかもしれない人の初めてを奪ってしまうような男が。同意の上ですが^^)
そしてロロからは衝撃の告白がありました。
それは 本当の父親はラグナルではなくロロであるという事でした。
ビヨルンは自分の父親はラグナルでしかないと
ロロ父親説はきっぱりと否定しました。
本当のところはどうなんでしょうか?
そういう事を頭に入れてドラマを見返してみるとまた
違った面白さがあるかもしれませんね。
最後カテガットの王となったビヨルンですが
たくさんの感情が押し寄せていたようです。
そしてシーズン6へ続きます。
2男 ウベ
アスラウグとラグナルの子供です。
アスラウグはラグナルとの間に4人の男の子を産みました。
ドラマの中では一番ラグナルに似ているという設定ですが
たしかにラグナルをおとなしくした感じの青年です。
父の意思を重んじ安定の農地を確保したい夢があります。
仲間と争う事を好まない思慮深い人物ですが肝心なところでは
身体をはって戦うヴァイキングです。
イングランドの土地を確保するためにキリスト教に改宗したり
和平を反対するヴァイキングにはタイマンで戦い勝利しました。
シーズン5の最後にはキリスト教は捨て故郷のカテガットに戻ります。
シーズン6での活躍はどうなるのでしょうか?
3男 ヴィトゼルク
ウベと幼い時から仲良く戦地にも一緒に向かいます。
しかしある時ウベから離れアイヴァーと組むことになりました。
大好きなウベを選ばずアイヴァーを選んだことには
なにか理由があるのか本人は考えます。
予言者に尋ねると「他の物ができなかったことを成し遂げるため」
という言葉をもらいました。
そしてアイヴァーから追い出されるようにカテガットを
出航すると打倒アイヴァーを掲げて
協力をもとめます。
後にビヨルンとも合流でき再び共に戦うことを誓い合いました。
シーズン6で何かを成し遂げるのですね。
4男 シグルス
蛇の目のシグルスと言われて生まれましたが、そのせいか母親がビヨルンの
子供が死んでいても放置していることや、アイヴァーがいつまでも母乳を飲んでいること
母親の不倫現場とか目撃ばかりする役割です。
アイヴァーとの言い争いでアイヴァーに斧を投げられ
死んでしまいました。
そのことは兄弟間の溝を一層深めてしまいます。
5男 アイヴァー 末っ子
母親意外の誰からの愛情をかけられずに育ってきた。
気性が荒いからカッして幼いころも同じ年頃の子供を傷つけてしまったことも。
他の兄弟は母親の愛情をすべてアイヴァーに奪われてしまったと寂しい思いをしていた。
アイヴァーの障害は足の骨がないことと、骨折しやすいことで
赤ちゃんのころからどこかしら痛みがあったので泣き止まない毎日だった。
そして性交渉もできなかったようです。
それがコンプレックスで兄弟喧嘩に発展することが多かった。
しかし妻との間の子供に障害があったという事は
アイヴァーの子供だったのでしょうか?
ドラマでは妻がアイヴァーと寝た翌日に別の男と
性交渉を強引にしていましたが・・・
子供は口に障害があったようでお乳ものみにくいと
赤ん坊を取り上げた女性が話していましたが真偽のほどは不明です。
母親の反対を押し切り父親のラグナルと共にパリへの戦いに参加する。
この時の親子の触れ合いはほのぼのとしていて
このドラマには珍しく親子の愛情が感じられて良かった!
アイヴァーもいい子だったのに・・・・
いい笑顔のアイヴァー
その後、父親の運命を知り怒れるアイヴァーの本領を発揮していきます。
戦いでは優れた軍師としての才能を見せ、自分を神とたたえるよう民衆に強制します。
追い出したヴィトゼルクの恋人も親子共々惨殺した上に、自分の子供も
障害があるのを不憫に思い死なせてしまいます。
それを知った妻から裏切りを受けます。
妻は劣勢だったビヨルン達を忍び込ませアイヴァーを追い込ませます。
きずかれた妻はアイヴァーに殺されてしまいました。
ビヨルン達にカテガットを奪われたアイヴァーは
農夫に身を隠し逃げていきました。
シーズン6からの展開が楽しみです!
美髪王ハーラル
美髪王なんて名前は似合わないと思っていましたが、
1人の女性を思い続けて伸ばした髪を次に愛する女性(アストリッド)に切らせるハーラル。
ロマンティックですね。どうも思い込んだら一途な人のようです。
思い続けたエリセフ王女は待ってくれなくて結婚していました。
裏切られたと思い結婚相手(デンマーク首長)は殺してしまいましたが、
王女の復讐が見抜けず殺されかけたところ弟に助けてもらいました。
愛した妻が戦死したあとはビヨルンの彼女(グンヒルド)に恋をしてしまう。
ノルウェーの統一王になろうとしている男なら
女性は選び放題だと思うのですが手に入りにくい女性が好みのようです。
弟のハルフダン ビヨルンと地中海を目指します。
その時にビヨルンに命を助けてもらい最後はビヨルンと共に兄の軍勢と戦います。
兄のハーレルに殺されることになりますが、ヴァルハラにいけるので
ヴァイキングは死を恐れたりしません。
最愛の弟をも手にかけた戦ののち、彼の野望はどうなるのでしょうか?
恋する美髪王ハーラルには素敵な恋人を設定してほしいですね。
ロロ
ラグナルの兄です。最初の頃は粗暴な荒くれ男だったのですが、ラグナルを
陥れる計画が失敗したのちは大人しくしてラグナルのために尽くしていたり
したのですが、パリでの勝利後に残留して次の戦いに備えている役目をかってでていたのに
フランク国からの侯爵の座と縁談に心が動きヴァイキングの仲間を皆殺しにして裏切ります。
国王の娘(ギスラ王女)には最初は拒否されていたのですが
ロロの努力もありお互いに心を通わせるようになります。
再度のヴァイキング軍のパリ侵攻には見事勝利し
国王や国民の信頼を得ていきます。
予言者から「未来のロロはラグナルと立場は逆転している」
そして小躍りして喜ぶロロが見えるみたいなことを
予言されていました。こういう事だったんですね。
そしてシーズン5のカテガットでの戦闘ではアイヴァーに協力して
援軍を送ります。ビヨルンを殺さないことが条件でした。
このころのロロはすっかり紳士的になっていてイイ男になっています。
キリスト教に改宗したことで良い人間になったような
制作サイドの演出でしょうか?
フロキ
宗教心があつくラグナルに対しては誰よりも愛していたようです。
船大工であるフロキはラグナルの夢のために一生懸命に船を作ります。
しかしイングランド侵攻後はアセルスタンのことや宗教に対する
考え方の違いなどがありラグナルとの仲はうまくいきません。
幼いアイヴァーにオーディンの神々のことやヴァイキングの神を
教えたのはフロキでした。
オーディンの神よりアセルスタンを抹殺する啓示を受けたと
自分なりに解釈して行動にうつります。
そしてとうとうアセルスタンを殺害してしまいました。
その後ビヨルンによってアセルスタンを殺した罪で捕らえられてしまいます。
ラグナルはフロキの娘が死んだことを知り、フロキがそのことで悲しみ絶望するのを見て
アセルスタンの死がラグナルにとってとても重要なことを
分かってもらえたと思いました。
それを見届たラグナルはフロキを許しました。
そしてまたラグナルのために献身的に働くフロキ
ある日ラグナルから愛してると言ってもらうことができました。
その後、妻のヘルガを亡くした後は皆に別れを言い
死に場所を求めて船で旅立ちます。
そして死ねずにアイスランドにたどり着きました。
その地が神の地と思ったフロキはカテガットに戻り
新天地を見つけたので一緒に行く人達を集めます。
夢の土地がとんでもないサビれた土地と分った人々は
フロキを責めるし内輪もめも激しくなります。
殺人から始まり、その報復殺人や自殺も起こりフロキは絶望感におそわれ
1人さまよいます。そこで発見した洞穴内で十字架を見つけ
先にキリスト教信者がこの土地に来ていた事実を知り笑い出すフロキ。
そこに火口の爆発が起き瓦礫がフロキの上に降り注ぎます。
生死は不明です。
さてシーズン6のフロキさんの出演はあるのでしょうか?
宗教色が強いので愛されキャラとは少し違っていますが
個性的な人物でヴァイキングの中では特別枠ですね。
アセルスタン
教会にいたところ襲撃されラグナルに捕虜としてカテガットに連れてこられる。
ラグナル家に奴隷として真面目に働いていた。
オーディンの神に対する人々の習慣に戸惑いながらもラグナルの良き相談相手となっていく。
数年後にはヴァイキングの中でも重要な役割をこなすようになり
ラグナルに重宝されてフロキからは嫉妬される。(その後フロキに殺される)
でも殺される前にアセルスタンはイエスキリストの導きを受けていたようで
フロキに殺されると同時に神の元に旅立ったように見えました。
イングランドで捕まった時にはイエスキリストのように
はりつけにされて殺されかけたがエグバート王に助けられる。
そしてまたエグバート王の良き理解者となり重宝される。
エグバート王の息子の妻のジュディスと結ばれて息子(アルフレッド)が生まれる。
しかしアセルスタンはそのことを知らないで死んでしまう。
結構な重要人物だと思っていたのですが意外と早く退場してしまいました。
ラグナルとエグバート王から愛されていたのですが
アセルスタンはどういう気持ちだったのでしょうか?
2人に対する愛情はあまり感じられるような演出はなかったのですが・・・
愛情と言ってもゲイではなく親友という意味ですよ^^)
アスラウグ
ラグナルとの間に4人の男子を産みました。
アイヴァーの痛みを取ってくれた男と不倫をしてしまい
ラグナルとは不仲になってしまいます。
しかしラグナルは最終的には父親を尊敬するように
育ててくれたアスラウグに対して感謝を伝えました。
ラグナルからの愛情に不満や寂しさを感じていたので
その言葉に少しは報われたのではないでしょうか。
ラグナルの留守中にラゲルサにカテガットを奪われた際は
生きて逃がしてくれたらなにも望まないとラゲルサに願い出ますが
出ていくアスラウグの背中に矢を放つラゲルサは、
ラグナルとカテガットを奪われた積年の恨みをはらしました。
エグバート王
イングランドのエグバート王ですが
この人もヴァイキング顔負けの悪人です。
ヴァイキングに与えた土地の移住者も後日皆殺しにしてしまいます。
ラゲルサともいい関係になったのですが、「あなたは自分が一番大事」
と三くだり半をもらいます。
そして自分の息子の妻のジュディスをも自分の愛人にします。
しかし、囚われたラグナルの希望を聞き入れアイヴァーをカテガットに送ります。
ヴァイキングの報復しないなんて約束を信じるなんてありえないことを
多分わかっていたのにアイヴァーを生かして送り返すなんて
王様としては失格ですね。
そして最期はイングランドの土地の権利を口実に
自分で死に方を選ぶ事を約束してもらい、無事お風呂で自殺しました。
エラ王のように血の鷲で殺されるなんて本当に恐ろしいですからね。
土地の権利もエセルウルフに王座を譲っていたので
権利書は無効なのでヴァイキングに一泡は吹かせましたので面目躍如でしょうか。
ラゲルサ
ラグナルがヴァイキングとして留守にしている間は家庭を守っていました。
女の子と男の子の母親です。
ビヨルンは立派に成長しましたが長女は流行り病で亡くなりました。
その後は妊娠するも流産が続き予言者からはもう子供は生まれないと言われます。
ラグナルのために男子をたくさん産むつもりだったのでショックを受けました。
なぜならラグナルはたくさんの男子に恵まれると予言されていたからです。
自分はラグナルの子供を産めないと女だとわかり
アスラウグに対して憎しみを覚えたのでしょうか。
そして最強の女戦士となります。
ラグナルと別れた後は他国の首長の妻となり
その男を殺させ自分が首長の座に就きます。
その後は恋人に首長の座を奪われかけますが
協定を結び首長の座は死守します、その恋人とは結婚する約束をして
いざ結婚式の日になんと殺してしまいました。
そして月日が過ぎたころには女性の恋人がいたりして、
シーズン5にはヘフマンド司教といい仲になります。
この2人がくっつくのは無理やりな筋書きだとは
思いつつこのドラマはすぐにカップルができてしまうので
ヴァイキングあるあるという事で納得です。
アスラウグを殺したことでアイヴァーから恨みをかうラゲルサですが、
結果はどうなるのかはシーズン6までお預けです。
予言者からは自分の死に方を予言されていました。
意味がわからないというラゲルサに対してその時がきたら
全てがわかると答える予言者でした。
ヘフマンド司教
イングランドのヨークの司教であり戦う司教でもあります。
なので自分の敵に対しては殺してしまうことも躊躇しません。
一時期アイヴァーに気に入られてヴァイキングと共にイングランド軍との戦いに参加しました。
そして次にラゲルサ側の捕虜となってイングランド軍として
ラゲルサと共に戦いましたが戦死してしまいました。
もっと長く出演して重要な役割があるのではと思っていたのですが
意外と早々と退場してしまいました。
悪人なのか善人なのかよくわからない役柄でしたし
ラゲルサに惚れてしまったのも保身でかなと思っていたので
どこまでが本気だったのでしょうか?
アルフレッド
ジュディスとアセルスタンの間に生まれた子供。
エセルウルフ王の長男のアセルレッドの弟として育ちました。
その後母親のジュディスの一存でエセルウルフの死後は王位を継承しました。
そのことがアセルレッドの不満につながり
暗殺計画まで起こってしまいましたが母ジュディスの
助けもあり反逆者は処分されることとなりました。
首謀者はアセルレッドだったのでジュディスにより
毒殺をされてしまいます。
ジュディスはアセルスタンとの子供のアルフレッドが
よほど大事だったのでしょう。
その後は乳がんにより亡くなりました。
予言者
予言者は村人たちの事は全て把握していて目はみえないけれど
未来をみることができました。
つぎつぎと予言通りになってしまいますので
みんなが信頼しています。別れぎわに予言者の手のひらを予言を聞いた人が舐めるのですが
いつも見ていてオエーってなってました。(私だけでしょうか?)
そういう風習だったのでしょうね。
一度は予言者が誰かの手のひらを舐めていました。
あなたが来るのを待っていたと言っていました。
敬うという行動なのでしょうか?
あの人はオーディンの神だったのかな?
予言者が不吉なものが見えて怖がっていると
アイヴァーが来て予言を頼みます。
しかし予言者はアイヴァーに対して
お前の通ってきた道は汚物だらけだと罵倒します。
怒ったアイヴァーは斧で予言者を殺してしまいました。
盛大な葬儀の中でもしらじらしい態度のアイヴァーですが
ヴィトゼルクは疑わしい顔をしてアイヴァーをみていました。
予言者はラグナルの息子はバカばかりと言い放っていましたが
本当にその通りなんでしょう。(笑)
ラグナル
ラグナルの事はやはり主人公ですので思い出すと
書き留めておきたいことが多く長くなってしまいそうです。
なので別記事でUPしたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。