男の中の男!ヴァイキングの王ラグナル・ロズブローグの登場エピソードのネタバレです。彼の息子たちにドラマが引き継がれるまでのストーリーを思い出しながらネタバレ記事を作成しました。伝説にもなったヴァイキングの王の話を元にした歴史ドラマです。事実は小説よりも奇なりというように当時の北欧の人々は過酷な生活の中で死ぬか生きるかの暮らしの結果が略奪行為だったのでしょうか?そして戦闘場面や拷問の場面では虫けらのように死んでいく人々がたくさんいたのだと胸が痛みつつ、今の日本の平和をしみじみありがたく思い、娯楽ドラマとして楽しめるだけでなくリアルな描写で歴史ドラマとして考えさせられるドラマでもあります。
まだ見ぬ地を目指して西へと航海するラグナルとヴァイキングの集団。
ラグナルの信じるとおりにノーサンブリア大国を発見しある修道院に略奪・襲撃します。
そこで修道士のアセルスタンを奴隷として連れ帰ります。
無抵抗の修道士たちをなんの躊躇もなく殺していくヴァイキングには
本当に呆れてしまいました!(ドラマなんですが・・・)
首長ハラルドソンにほとんどの金品を上納したラグナルたちは
自分たちへの褒美が少ないことに不満を感じるヴァイキング達の為に再度出発することになります。
そしてまたも多くの金品や奴隷を持ち帰ったラグナルに対して
首長ハラルドソンは自分の地位の危機をかんじたようで
ラグナルを陥れようと企てます。
仲間のおかげで生きながらえたラグナルは
首長ハラルドソンに決闘を申し込み勝利しました。
その後はデンマークのホリック王やイェータランドの首長ラルグなどと
権力争い勃発で戦闘をはじめます。
裏切りや策略にもラグナルは自力で切り抜け勝利していきます。
本人が望まなくても王になる道が出来上がっていきました。
ラグナルが捕らえたボルグの処刑シーンが印象的です。
残酷な「血の鷲」の処刑とは、背中をナイフで切り裂いて
斧で背骨や肋骨を粉々にして取り除き肺を引っ張り出して
鷲の羽のように見せる、叫ぶと死んでもヴァルハラには行けないと言い伝えられている。
・・・自分で文字を打ち込んでるだけでも気分が少々悪くなりました。
このドラマは血がいっぱいでるシーンが多くて
生贄のシーンでは出演者も顔中血しぶきだらけ
血だまりだらけで正直もう勘弁してほしかったですよ・・・
イングランドでの勝利そしてパリでも奇策により勝利に導いたラグナルは王となっていきますが、
*パリの奇策とは ラグナルが死んだふりをして棺に入りまんまとフランク大国の大聖堂に入って
修道士たちや兵士などを惨殺し金品などを要求することに成功した。
(ヴァイキングといえどもそんな騙し方卑怯で最低の行いと思いました!!)
実生活では妻とは不仲に(アスラウグの不倫が原因、以前からアスラウグはラグナルに対して不満がある)
パリからつれてきた奴隷の娘から処方された麻薬による禁断症状などに苦しみます。
パリから連れてこられた娘はアスラウグの目にとまり奴隷として
家に連れてこられます。
きっとラグナルの相手に丁度いいと思ったのか?
それは自分の不倫に対するラグナルの怒りの矛先が
若い娘との遊びに向かって中和されると思ったのかな?
ラグナルの内緒のお家でその娘と一緒に過ごし始めます。
彼女の父親は中国の皇帝だと告白しました。(真実かどうかは不明)
そしてラグナルに戦争で傷ついた身体を癒すため麻薬のようなものを
与えました。薬の作用に溺れるラグナルでした。
だんだん中毒症状がでてきて薬を要求しますが
薬は残りわずかになっていました。
そこでフランク国の侵攻に娘も同行したがります。
麻薬の調達もできると言われ連れていくことになりますが
情勢が不利なため足止め状態になります。
そんな中なぜか娘を殺してしまうラグナルでした。
中毒症状の悪化のせいでしょうか?
(正常なときでもすぐ殺してしまうんですけどね)
そしてラグナルの抱えている秘密はイングランドの土地に農業するために移住した住民は全員殺されていたこと。
ウェセックス王国のエグバート王に虐殺されていたのです。
なんとか逃げ延びた住民がラグナルに直訴しにいきましたが
口止めのためラグナルに殺されてしまいました。
なぜ黙っていたのかは分かりませんがラグナルはパリに侵攻したかった。
しかし知れば報復のためみんなはウェセックス王国に行ったはずです。
だから黙っていたのかと思ったのですが、
皆に秘密にしていたため、ばれたときに住民から軽蔑されてしまいます。
王としての尊敬もどん底のラグナルでした。
この時は皆に冷たくあしらわれていて
かわいそうなラグナルでしたが
他国の王に惨殺されたと知るや
一斉にラグナル王のために復讐にいくぞ~と
血気盛んなヴァイキング達。
エラ王やエグバート王に大人数で襲撃をします。
戦いのプロ集団ヴァイキングにかかっては手の打ちようがなく
壮絶な戦いを繰り広げたすえ、エラ王とエグバート王は
捕らえられ処刑されることになります。。
エラ王にたいしてはなんと血の鷲での処刑でした。
それを知ったエグバート王の心境やいかに・・・
ラグナルは何を望んでいたのか?
子供たちの現在ももちろんですが未来のカテガットの人々の
繁栄を考えていたのかとも思えた。
自身の地位や財産なんて興味がない
ヴァイキングの中のヴァイキングの最高峰であることが望み?
ラグナルの細やかな心理描写などは
ないドラマなのでよくわかりませんでしたが
ヴァイキングに生まれたからには死をおそれず
戦いぬくのが我が人生って感じでしょうか。
最後はエラ王によって毒蛇の穴に落とされて殺害された。
自分の命と引き換えに息子たちに未来を託したラグナルですが
偉大なヴァイキングの王であることは間違いないですね。
ラグナルは鼻息が荒いのか鼻が詰まっているのか
癖なのかそれとも外国人はそういう話し方をするのか
どうも見ていて気になってしまったので
どうなんでしょうか?
ラグナルの出演中はそのことが一番きになっていました。
シーズン6では息子たちの争いになりますが
ラグナルの意思はどの息子が継承していくのでしょうか?
シーズン6への期待が膨らむ今日この頃ですが まだ製作は途中のようですね。ツイッターなどもチェックしているのですが英語バージョンしかないようです。グーグルのヘタな翻訳しかでてこないので意味がよくわからないのですがシーズン6で最後となるようです。新キャラクターも出演するようですし死んだと思っていた人が???私が気になるのはフロキの動向なのですが、できたらもう少し出演してほしいと思っています。早く見たいですね!