時代背景は紀元7９３年の北欧ノルウェー近辺のヴァイキングの生活をドラマにしています。生活というよりも虐殺、略奪、信仰、性欲にまみれた人間の生き様をリアルな映像で描き出しています。このドラマの見どころを記事にしていますのでこれから見ていきたいと思っている方の参考になれば幸いです。
ヴァイキングの人々
家族で農業、漁業、ヴァイキングをして生活しているカテガットの人々。
生活環境は厳しく土地は痩せているし凍えるような気温で作物も不作になります。
なので不足する物資の調達は近隣の村に行き略奪をすることで生活が成り立っています。
信じる神はオーディン、死んでヴァルハラに行くことが最終目標なので
死ぬことは怖くない人達、信仰に背いたり弱い男になってヴァルハラに行けないことは死ぬより辛い事。
情け容赦なく殺戮を行い金品も略奪します。
その様子はとても共感やカッコいいとは思えなく
ただただ人間の嫌な部分を描いています。
歴史はそうした事が繰り返し行われてきたので
主人公のラグナルはイケメンなのですが
見ているほうは憎きヴァイキング達となります、
共感できるキャラクターがいないのも特徴でしょうか。
そして性欲も男女ともに強く描かれていますので
未成年者と見るのは避けたいところです。
残虐な場面もたくさんあります。
所詮 作り物と思い私は平気なのですが
嫌いな方は要注意ですね。
歴史ドラマなのですが、殺し合いが多く
少しウォーキングデッドを彷彿としてしまいます。
生活の糧を略奪で賄っている人々ヴァイキングですが、新たな金品を求めて西へ向かいます。
そして多くの物資を得ますが首長にほとんど回収されてしまいます。
そこに不満を感じたラグナルは首長に嘆願して再度西へと出発します。
たどり着いたイングランドで新たな出会いがあります。
キリスト教とアセルスタンという聖職者、
ラグナルはアセルスタンを連れて帰り話をするうちに
思想などに影響をうけ信頼関係ができてきます。
シーズン１～５、エピソード数は約６０話ありますので
あらすじを簡単に説明するのは難しいのですが
だいたいの流れをご紹介したいと思います。
ヴァイキングのラグナルは未開の土地を探していた。
船大工のフロキの作った船で無事にイングランドに着きたくさんの
金品を略奪するもカテガット首長にほとんどの金品は
撤収をされてしまう。
そのため再度略奪しにいこうと首長に許しをもらい出発することになる。
ラグナルの素質を見抜き首長の座が危うくなると恐れた首長は
ラグナルを陥れようとする。
仲間の助けもあり無事に逃げ体力も回復したラグナルは首長に決闘を申し込む。
勝利したラグナルはカテガットの首長となった。
その後にイングランドやパリに侵攻していき勝利をおさめた。
しかし勝利してもまた戦いの日々で
略奪しても取り返される、やったらやり返されるの繰り返し。
そして、ある事を秘密にしていたラグナルはそれが人々にばれたときには
冷たい仕打ちを受けることになる。
最期は捨て身の作戦で自分の意思を子供たちに伝えることができた。
そして物語は意思を受け継いだ子供たちによって動いていく。
子供たちはそれぞれの父親像があったのか
思い思いに行動していくのですが
いままでのストーリーと違っていて面白くなってきた。
最終章のシーズン６に向けて期待が膨らんできます。
シーズン４の中頃から面白くなってきたと私は思っています。
そこまでくるまでの伏線が前半のヴァイキングの残虐な行為を
延々と見せてきたのでしょうか。
シーズン１を見始めたときは殺してばっかりで
ちっとも面白くなかったんですよね。
しかし我慢のかいがありました！
そしてフロキのアイスランド移住のストーリーも気になるところ。
歴史ドラマなので史実をねじまげるような結果にはならないでしょうが、
ラグナルの子供達やラゲルサ、アルフレッドなど
どうなっていくのか期待がふくらみますね。
ドラマの見どころ
ドラマの舞台となる国々は大きく分けて３か所
北欧、イギリス、フランス
ヴァイキングは北欧からイングランドへと略奪に行きます。
シーズンが進むと地中海までも足を伸ばします。
望むものは金品と土地や奴隷になる人々です。
近辺の地域は奪いつくしたため開拓に出かけます。
発見したのはイングランド！！
イングランドの豊かな土地や豊富な金品がヴァイキング達の欲しているものです。
北欧の痩せた土地と過酷な気候で生きのびてきたヴァイキングは
略奪が当たり前だったんです。
しかし豊かな土地があれば命を張って戦わなくても
作物を作り生活していける。元来は働き者の人達なんです。
シーズン１からシーズン３まではエピソードが
１０以下なのでサクサクとみていけます。
私個人の感想ですがシーズン１とシーズン２は
もう略奪と殺人と陰謀などばかりで
ヴァイキングに対しては極悪非道の人間としか思えませんでした。
物語的にも特に夢中になる要素はなかったのですが・・・。
きっと当時の北欧の暮らしはこうだったんだと興味深いところがありました。
前半は歴史ドラマと割り切ってみるのもいいですね。
主人公のラグナルに対しても
特に魅力的とは思えなかった。（私の個人意見です）
なんせすぐに人を殺してしまうんです。
しかしシーズン１と２を頑張って見終える頃には
シーズン５迄 一気に見てしまうと思います。
それと一番困ったことが
ヴァイキングの役者さんは風貌が似ている人が多いので
誰かわかりにくいんです、髪型も似ているし。
名前も覚えにくくて
ラグナル・ロズブローグなんて声に出して言うと
舌がもつれて言えない・・・声優さんはさすがですね！
（一発で言えた人はアナウンサーや声優に向いていますよ、絶対！！）
そして今の場面なんだった？誰がやられた？
という事も多くて・・・そういう わかり難いことが多くて
解説の字幕が入ったりすると助かるのですが。
戦闘シーンも敵か味方かわかりにくいなというのが感想です。
最後の方の戦闘では顔に印をつけているので分かりやすかったですね。
最初からそうしてほしかったな～。
各地で人間同士の争い策略が発生しているので
場面がサクサク変わります、ついて行けなくなります。
それもテンポが速いっていうことでしょうか、
そのせいで飽きずにみれるのかもしれません。
見どころは役者さん達がヴァイキングになりきって
顔つき目つきが怖い、マジで野生の猛獣の目つきですよ。
人間の感情のうちの愛情とか優しさとかは
まったく感じられない人たちで物欲と性欲と支配欲の塊の
人間ドラマです、最初はあきれつつ見ていたのですが
シーズン５になるとアイヴァーの活躍？で少し
ドラマっぽいストーリーができたようで
今はシーズン６が待ち遠しくなっています。
私はAmazonプライムビデオで見ているのですが
見終わってしまったので次は何を見るか探していると
アニメですがヴァンランド・サガっていうのが放送されていました。
アイスランドが舞台のヴァイキングの物語で、ドラマと通じる内容が
たくさんでてきてシーズン６が始まるまでの繋ぎでみています。
なかなか面白いアニメなのでおススメです！
そして以前見ていたバットランドですが
シーズン３のエピソード８で終わっていたのが
最近エピソード９～１８まで始まっていましたので
3日かけてみたのですがヴァイキングの映像に慣れてしまって
戦いのシーンもなにか物足りない気分で見ていました。
ヴァイキングはTVドラマなのに完成度の高い映像だったんだなと
いまさら関心しております。
なおバッドランドもなかなか娯楽ドラマとして楽しいので
今度、紹介記事を書けたらいいなと思っております。
シーズン６はまだ公開日は未定なので楽しみにしていますが
でも期待しすぎるとガッカリするパターンもよくあるので
新シーズンが始まったら期待しすぎないで
真剣に見ていきたいとおもっています。
只今Amazonプライムビデオでシーズン１からシーズン５まで
一挙に見られるので是非一度ご覧くださいね。
野性味あふれる人間ドラマがみれますよ。
